体験談!仕事が辛すぎる時の休職。うつだけど社宅住み……(´・ω・`)

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わたしは現在、うつにより休職しています。

今回は、仕事が辛くて辛くて毎日思い詰めていた時期から、思い切って休職を決断したときのこと、
休職をしてみてどうだったか、
休職のメリットなど体験談として書こうと思います。

また、休職を悩んでいたとき、自分自身が社宅に住んでいるということも決断を鈍る要素のひとつでしたので
そのことに関しても書いていきたいと思います。

いま、自分の周りでは仕事が辛くて悩んでいる人ばかりです。

お金を貰って働いているのですから、ある程度は頑張らないといけません。
でも、周りで悩んでいる人を見てるととても『甘え』とかでは済まされないレベルです。
わたしもかつてODに手を出したりするほどに毎日思い詰めていました。

同じように悩むあなたにこの記事が届くことを祈りつつ、今日は書いていきたいと思います。

仕事が辛すぎる時って、どうしたらいいの?

ほんとうに情けない話ですが、半年ほど前のわたしは、
入社7年目にも関わらず深刻なスランプに陥っていました。

いままでできていたはずのことができない。
前は1時間でできていたことが5時間かかってもできない。

後輩のほうが良いものを短時間で作っている。

ほんとうにどうしていいかわからないのです。

毎日『全力以上疾走』で頑張っているのにもかかわらず、終業時刻になっても全然仕事が追いついてない状態。
最後の一人になるまで残業……。

そんな感じで絶不調なのもあり、上司からの風当たりも強くなり、
大勢の前で毎日怒鳴られたり詰められたり、パワハラと言って良いレベルでした。

朝になると毎日憂鬱で、頭のなかの口癖は
死にたい……
わたしには価値がない
わたしがいないほうが会社のためだ

道を横断するとき、向かってくる車を見ては
轢いてくれ~』とか思ったりしていました。

仕事中、何もなくても常に涙をこらえている状態でした。

ネットでの『うつ診断』を何度も、いろんなサイトでやりましたが、
結果はだいたい、うつ症状に当てはまっていました。

でも社宅に住み始めたばかりだし、いま辞めたり休んだりするのもなあ……
第一、うつの人ってもっと頭が痛くなったり夜眠れなかったり、
朝会社行こうとしても体動かなかったりそういうやつだから、
わたしはまだ大丈夫!こんなんでうつとか言ったら仮病扱いで叩かれるやん!w
と考え、毎日やり過ごす日々でした。

が、しかしほんとうに限界の限界がやってきました。
その週はいよいよ段々きつくなってきて、ODをする回数も増えました。

そしてその週の金曜日、ほんとうにわけのわからない理不尽な公開大叱責を受け、
頭の中では『もう知らんで!もう知らんで!!』と叫び続け、
その日の午後は何度もトイレに吐きに走りました。

帰ってからもずっと寝込んだり吐いたりを繰り返し、そんな状態のまま土日を過ごしました。

翌月曜日の朝、『きょうは会社には行けない』という気がしていました。
体調的には会社に行ける程度だけれども、どうにも身支度が進まない。

もう間に合わないな、というぐらいの時間になって、
チームのグループLINEに休みの連絡を
同様に、始業の10分ほど前に会社に電話を入れて改めて休む旨の電話を入れました。

ズル休みをしてしまいました。

しかし、このズル休みも今日限りという気はしていませんでした。
もうこれから先も会社に行けない、そんな気がしていました。

そしてわたしは、とりあえず精神科にも行ってみようかな~?
と、軽い気持ちで近くの精神科をネットで調べて足を運んでみました。

そして、診察室では会社であったこと、
いつも死にたいと思っていること、
仕事のパフォーマンスが下がっていること、
休みの日は予定がなければ何もする気が起きないということ、
化粧やおしゃれなども以前よりもやる気がなくなったこと、
家に帰っても料理をさぼったり、ぐったりしていることなどを話しました。
話しながら、自然と涙がでてきました。

ひととおりわたしが話し終わると、先生は
『うつっぽいですね~……。
 薬を飲みながら治していくんですけど、会社に行きながら治します?それとも休みながら治します?』

と訊かれ、わたしは『休みたいです』と即答しました。
そしたら『とりあえず診断書1か月分書くんで。しばらくお休みしましょうか。』

と言われました。
思ったことは、『こんなにあっさり診断書が出るんだなあ』ということでした。

たしかにずっと潜在的に、会社を休みたいとは思っていましたが、
まさか初診で、しかも意外と元気なのに
こんなに簡単に長期で休めることになるなんて思ってもいませんでした。

その日の夕方、会社に電話をし、うちのチームのリーダーと話をしました。
診断書が出たこと、しばらく休みたい旨を伝え、
結果その翌日からもお休みさせてもらえることになりました。

休職に至るまでの詳しいエピソードは、こちらの記事にも書いています。

体験談!アラサーからの女子一人暮らし!仕事が絶不調!ピンチ到来編

急に休みに入ってしまって、引き継ぎもなく尻拭いをしてくれた同じチームの人たちには
ほんとうに申し訳なく思っています。

が、結果あのとき逃げるように休みに入って、よかったなと思います。
わたしぐらいのストレスには耐えて頑張るという人もたくさんいると思いますが、
わたしにとっては限界中の限界でした。

言ってしまえば、仕事がどうしてもどうしても辛くてしょうがないとき
休職という選択肢がおすすめです。
上記のエピソードのように、引き継ぎせず急にいなくなって迷惑がかかっても責められない(本当にすみません)
などのメリットがあります。

また、「ヤバイな」と少しでも思ったら
早めにお金を貯めておきましょう。

休み始めてからすぐには傷病手当金は入ってきません。
1〜2ヶ月はかかります。

また、傷病手当金の金額は休む前最後に貰った給与の額から計算されるので、
無理は禁物ですがあえて残業を多くしておくというのも裏技の一つです。

その他、休職をおすすめする理由を以下に書いていきたいと思います。

仕事が辛い時の 休職という選択肢。

仕事がどんなに辛くても、辞めるとはなかなか言いにくいものです。
現に、わたしのチームはわたしの直属の上司であるリーダーが寿退社する予定で
そのリーダーがいなくなればわたしが実質チームの長。
わたしまで辞めると言い出せばチームが崩壊するのは目に見えてるのもあり、
なんとか踏ん張ろうとしていました。

しかし、そのうち『休職』というワードが頭をよぎるようになりました。

ある日突然会社を辞めるのは印象が悪いですが、
突然病気で休み、その日を境に長期の休みに入るのは迷惑がかかるのには変わりないですが
なぜかむしろ心配してくれていたわってくれるものです。

精神が参っている中でそういう悪知恵が働き、休職という選択をしたのもあります。

金銭面で、普通に退職するよりも有利。

仕事が辛い中退職するにも、仕事が忙しいと転職活動する余裕なんてとてもありません。
仕事が決まらないまま辞めてとりあえず無職でいるのも良いですが、
失業保険が出るまでに待機期間が発生します。

いっぽう、うつ病による休職ならばお給料は出ませんが傷病手当金がもらえます。
わたしは、会社経由で傷病手当金を申請していますが、
給料の3分の2から保険を引かれた分をもらっています。

それまでのお給料に比べると金額は全然低いですが、なんとか生きていける額です。

体験談!休職からの自然退職。休職期間満了の場合、失業保険は?

肌がきれいになった。

また、わたし個人的に実感した休職のメリットとして、
肌がすごくきれいになりました。
休むまではニキビなどが気になっていましたが、
休み始めてからはストレスが減ったのか、紫外線にあたらなくなったからなのか
つぶすほどのニキビはほぼできなくなりました。

また、それまで肌色が黒くて悩んでいたのですが、
引きこもるようになったのでかなり色白になりました。
それと同時に時間にも余裕があるので美白にめざめ、
数少ない外出の際にもSPF50の日焼け止めをたっぷりと塗るようになりました。

ずっとやりたかったことができた。

そしてなにより、今までなかなかできなかったことにチャレンジできるようになります。

わたしが休職しはじめてからまっさきに始めたのはゲームでした。

もともとわたしは、ゲーム雑誌に投稿したりゲームジャンルで同人活動をするほどのゲームオタクだったのですが、
成人してからというもののゲーム以上に優先することが多すぎて、数年に1本ぐらいのペースでしかできていませんでした。
が、休み始めのうつ急性期は寝る以外は特に何もしなくて良いので、ずーーーっとゲームをしていました。

元気になってからは生産的なこともやる気になり、

ダイエットやブログ活動なんかも始めるようになりました。

特に、ブログ活動を始めたことは大きいです。

休み始めてすぐの時期に考えていたことが、
『今後もクリエイティブなことはしたい。でも企業のクリエイティブ職はいろいろと制約があったり、何百回もダメ出しされるのが当然だったり……。
 自分一人でフリーランスとしてクリエイティブな仕事ができるようになればいいな。』
ということでした。

そういう想いで興味を持ったのが、ブログ活動でした。

とりあえず今は転職先が決まっていますが、転職後もブログは続け、スキルや知識をつけていきたいと思っています。

今後の人生や働き方についてゆっくり考えることができるのも、休職のメリットです。

会社に籍があるのは大きい。

何より退職とは違い一番メリットが大きいのは、とりあえず会社に籍を置いていられるということです。

会社に籍があることでいまも社宅に住み続けていられますし、会社の部活動にも参加ができています。

働いていなくても、肩書きは『正社員』なのはなにかと有利です。
引っ越しでの物件探しや契約の際も、会社に籍があってよかったと思っています。

転職活動の際も、『在職中』と言えるので不利になったりすることもありません。

休むことの大切さを知った

わたしはストイックな性格なので、スランプに陥っても止まることができません。
まだまだ努力が足りない、集中力が足りないと
あの手この手を使ってパフォーマンスを上げようとしますが空回り……。

それもそのはず、うつ病というのは、頑張りすぎることによって本来の能力が発揮できなくなる病気でもあります。

これが、嫌と言うほど休み続けることにより、
自然と気持ちも前向きになり、頭も以前のように回るのを実感します。

休むってほんとうに大切です。

うつになるほどでなくても、日ごろから十分な休息を取らないといけないなと実感しました。

平日に動ける。

日頃、なかなか土日以外の休みをとれませんでしたが、
休職することにより平日も行動できるようになりました。

彼氏は土日出勤で平日休みのこともあるので会いやすくなったり、
また郵便局や銀行にも行きやすく便利です。

宅配便も受け取りやすくなりました。

引っ越しや転職活動なども、平日に動けるのは大きなメリットです。

休職することになった うつの場合過ごし方は?【体験談あり】

うつで休職したいけど社宅住み。どうすれば?

社宅や寮に住んでいると、休職したくてもなかなか行動に出られないものです。
でも、社宅や寮にいるからこそ休職をおすすめします。

退職してしまうと、社宅や寮の家賃割引がなくなってしまったり、
もしくは退去しなければいけなくなってしまいますが、
休職の場合はまだその会社の社員なので、そのまま家賃補助がある状態で住んでいられます。

案外、休んでいるのに社宅にいることに関しては何も言われません。
陰で言われている気配もそんなに感じません。

いままで頑張ってきたのだから、会社に籍があるうちは福利厚生は利用していて大丈夫なんです。

とはいえ、会社の人に会うと気まずい感じはします。

そういった場合に備え、わたしが気を付けていたのは

  • 出かけるのは極力会社の業務時間内
  • 特に通勤や帰宅の時間帯は外出を避ける
  • 出かけるときはマスクをする
  • おしゃれや化粧は控える
  • カーテンを閉め切っておく

なのですが、うつの症状が良くなるにつれてしだいに気にならなくなってきましたw
いまでは普通におしゃれして化粧をして土日に外出したりしていますが、
案外会社の人に出くわすことは少ないです。

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まとめ

仕事が辛くても、踏ん張っているひとがほとんどです。
『世の中にはもっと辛い仕事がたくさんある』
『みんな頑張っているのに自分だけ逃げるわけにはいかない』
『ここの会社でダメだったら、どこに行っても通用しない』
わたしもそうやって自分に言い聞かせて毎日をやりすごしていましたが、
今思えばほんとうに逃げて正解でした。

そして、逃げるならば退職よりもいったんワンクッション置いて休職するのがおすすめです。

辞めてしまうと引き返すことはできません。
いったんゆっくり休んで、うつを治して正常な判断ができるようになってから辞めるかどうか考えたほうが良いです。

社宅や寮に住んでいる場合は、いったん実家に帰る人も多いですが、
会社に籍を置いたままならそのまま一人暮らしを続けるという選択も可能です。

無理をし続けるほど、心身共に壊れていき治りが遅くなります。
診断書は案外簡単に出ます。
仕事が辛くて仕方がない場合は、いちど休職も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございます♪

休職中に退職する際に送るメールの例文紹介。

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