体験談!休職からの自然退職。休職期間満了の場合、失業保険は?

私は今年の5月から、7年間務めていた会社を休職しています。
休職の原因はうつ病です。

そしてうつ病になった原因は、
恐らく仕事上でのスランプ、頼りにしていた先輩が結婚退職してしまうという不安、
そして何より毎日大勢の前で怒鳴られ、叩かれ、理不尽なことを言われるというパワハラが大きかったと思います。

体験談!仕事が辛すぎる時の休職。うつだけど社宅住み……(´・ω・`)

かなり調子が良くなってきている現在も継続して通院し、会社は休んでいるのですが、
そんな中で会社から一通の手紙が届きました。

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『休職満了通知書』

この手紙を見た瞬間、一瞬頭が混乱しました。
内容は下記の通り。

貴殿の休職期間は、下記の通り平成29年12月15日に満了となります。
就業規則第8条5項により、休職期間が満了しても、休職事由が消滅しない場合は、
休職満了日をもって自動退職となることを通知します

なお、休職事由が消滅して復職を申し出るときは、
医師の治癒証明(診断書)を提出して下さい。

過去に同じようにうつ病で休職した人たちは、
もっと1年以上休んでいたりしていたので、
多分ずっと籍は置いておいても何も言われないんだろうなあと勝手なことを考えていたのですが……

それから就業規定が改定されていたようです。

休み始めたのも急だったので、就業規定について確認ができていませんでした。
甘かったです。

この通知を見て混乱したというのは、
『まず自分は何からどうすれば良いのか?』
ということです。

まず、体調的には今は働ける状態だとは思うのですが、
もとの職場に戻るのは怖すぎて、復帰は考えていません。

そして今は社宅に住んでいますが、
退職後は家賃が倍になってしまうので別の所への引っ越しは避けられません。

ちなみに、実家には戻りたくはないと思っています。
【関連記事:体験談!一人暮らしをやめて実家に帰るメリットとデメリット。

となると退職月に社宅の解約をして新しいところに引っ越さないといけない、
でも新しい仕事決めなきゃ、とか
だけど専業でブロガーをやっていきたい夢もある。
でもそのためには一刻も早く結果を出さなきゃとか、

どっちみちあと2か月で立ち退くなら
早いうちに断捨離をしておかなきゃ、とか

いろんなことを頭がよぎって、
うつ病の名残りが残っているわたしの頭はパニックに

とりあえず、お金ってどうなるんだろう

今、傷病手当のみで生活をしているので
元々そんなになかった貯金も底をつきそうです。

退職金ってどうなるのかな、
傷病手当は?そのあとの雇用保険は??

ハローワークに行って役所に行く??
どっちが先だ?
会社に連絡をするのか?何を?
医者に相談する?いやどこまで言っていいんだ

そんな感じで、
頭の中がハテナハテナ。

という経験から学んだことを、あなたにシェアさせていただきたいと思います。

同じような境遇の方の参考になればと思います。

失業保険について

自然退職って会社都合だよね、と思ってたけど……、

『自然退職』とは、扱いとしては自己都合退職と同じです。

しかし、ハローワークに行った際に、
病気による自然退職という旨を伝えることで、自己都合退職(特定理由離職者)となり、会社都合(特定受給資格者)のように所定給付日数の優遇はありませんが、3か月の給付制限期間はありません。
(自己都合の場合の待機期間7日+給付制限3ヶ月が、会社都合になると待機期間7日間だけに短縮される)

会社が離職票にその旨を記載してくれていれば大丈夫ですが、
そうでない場合は医師の診断書が必要となります。

退職してしまえば病気で退職をしたとか
退職勧奨を受け入れての退職であると国保の保険料は減免が受けやすくなりますから、
そういう意味では退職勧奨を受け入れて退職するというのが一番お得です。

名目上は一身上の都合により退職をしたってことになりますから、履歴に疵もつかないのです。

参考 自然退職の場合傷病手当は? 休職期間満了の際の失業保険の手続きは?休職ライフスタイル 参考 転職で休職がばれることは源泉徴収である?うつ病の場合は?休職ライフスタイル

給付金額が減ったりしない?

職票の賃金日額の記載は
直近6ヶ月の賃金総額を180で割った額になりますが
休職して賃金が支払われていない場合は
直近で11日以上働いた月を6ヶ月分合計することになり備考欄に
いつからいつまで休職の為、賃金支払いなしと記載されます。

つまり、給付額が著しく減るということはありません。

失業保険を貰いながら療養することは可能?

雇用保険はすぐに就労可能でなければ支給は受けられません。
完治に時間がかかるというのが退職後はしばらく休養を要するということなら
就労できない日が継続して30日となった翌日から1カ月以内に受給期間延長手続きを取るということになります。

当初から受給期間延長手続きを取る場合はその時点では受給資格を得ていないので特定理由離職者にはまだなっていませんから、国保の保険料減免を受ける時などには「病気で退職をしたが受給期間延長手続きを取っている」という話をしましょう。


要するに、生きていくだけのお金は貰えるということ

自然退職とは、会社都合扱いになるほど甘くはありませんが、
病気での自然退職の場合は失業手当の給付制限期間が短縮されたり、
国保の保険料減免を受けやすくなったりと、色々とメリットもあります。

新しい道に進むための準備を進めつつ、
こういった国の制度の中で利用できるものはどんどん利用していきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます♪

→ちなみに、うつで休職中はこんな感じで過ごしていました

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