時々暇な時、何もやる気がない時、
ついつい気になって調べてしまうのが「どこの国の国旗デザインがイケてるのか？」
という問題です。
ネットでいろんな意見を見てみましたが、
「北朝鮮の国旗って何気にかっこいいよね」
「実は大日本帝国時代の国旗好き」
など意見は様々です。
今回は、わたしの完全なる好みだけで
全世界の国旗全てを選考対象に一人で勝手にトーナメントを開催してみました。
さて、どの国が勝ち残るのでしょうか……！？
10位 モンテネグロ共和国
渋めのレッドと、ゴールドを基調とした双頭の鷲モチーフのエンブレム。
他国旗にはない高級感を醸し出しています。
9位 モロッコ
シンプルだけど、渋めのレッドに細い線で描かれた星マークが可愛い。
わたしとしては「可愛い！」というだけの印象でしたが、真紅の色は預言者ムハンマドの象徴、緑の五芒星はスレイマンの印章が表されてるとか。
奥が深いです。。。
8位 エストニア
エストニアの国旗はよくある3色ボーダーですが、あまり見かけない寒色系の配色がインパクト大。
シンプルながらもとても格好良くて印章的です。
実はこの青、黒、白の3色にはそれぞれ意味があり、
青は海や川、湖、空を表し国民そして希望、団結、友情を表現しています。
黒は故郷の大地と暗黒時代の悲い歴史を忘れまいという表現。
白は雪、幸福の象徴です。
こんなに熱く深い思いが、この洗練されたデザインに詰まってるんだなあと思うと、
エストニアという国自体にも興味がわいてきました。
街並みや自然がとっても美しい国なんですね。
国旗のセンスの良さにも納得。
いつか旅行にいってみたいです。
7位 ブルンジ
この国旗を見た第一印象が、唯一無二の攻めたデザインだなあということ。
構図といい、赤×緑の補色の組み合わせといい強すぎる。
緑は希望、白は純潔、赤は独立への苦悩を表し
3つの六芒星は、ブルンジの主な3民族を表すとともに
ブルンジの3大原則労働、統一、進歩を表すとか。
やっぱり強いデザインには強い意志が現れているんですね。
6位 ウズベキスタン
ファミマカラーの国旗は他にもあるのですが、こちらのウズベキスタンの国旗は、
寒色系のカラーリングに赤い差し色がさりげなく入っているところが素敵だと思いました。
月と小さな星モチーフのあしらい方も可愛いですよね。
上の空色の帯は青空と純水の象徴。
白は純水さの象徴です。
その想いがよく現れた爽やかなデザインです。
ウズベキスタンは都会ではありませんが、
美しい歴史建造物、美しい女性の多い国なんですね。
こちらもいちど行ってみたいです。
カザフスタンの国旗は、落ち着いたスカイブルーに
ゴールドの文様。
その大人っぽさ、その配置バランスにはセンスを感じます。
中央の金色は、32本の光を擁する太陽と翼を広げて飛ぶ鷲を表現しています。
カザフスタンもまた美女の多い国として有名ですね。
６位のウズベキスタンとは打って変わって
超近未来的な街並みが特徴的。
ここも遊びに行ったら楽しそう！！
4位 セントルシア
上品で繊細なデザインの国旗が多くランクインする中、
こちらのセントルシアの国旗は攻めてますね。
青をバックに、ど真ん中に白、黒、黄色の三角形。強い。
背景の青は空と海の象徴、
白と黒は白人と黒人の調和
黄色は太陽と黄金色の海岸、繁栄を象徴しています。
中央部の２つの三角形は島の南西部にある双子の火山、
ピトン山と「希望」を象徴しています。
セントルシアは何と言っても海が綺麗！！
国旗の青のイメージそのものです。
たくさんの火山温泉も楽しめるそうで。
行って見たいなあ。。。。(もはや定型文)
3位 コモロ連合
コモロ連合の国旗は多色使い。
レゴブロックのような、Googleロゴのようなポップな色使いが可愛らしいなあということで
3位に選ばれました。
2001年に現在の国旗デザインになったそうで、
確かに今時っぽいかも、と思いました。
三日月と星はイスラムを表し、
黄色は独立と進歩を、白は自由と純血を
赤は独立のために流された血を、青はインド洋を表すと言われています。
安易に「可愛い！」って思っちゃったけど、
深く強い意味が込められているんですね。
コモロにはこれといった観光地はなさそう。。。と思っていたら
シーラカンスの住む海があるんですね！
興味津々です。
2位 ヴァチカン市国
世界一小さな国として有名なヴァチカン市国。
国旗も正方形で可愛らしいです。
他の国にはない黄色を基調とした色、
ベタ塗りの左側と繊細な表情の紋章を描いた右側とのバランスもまた
デザイン性が高く２位にランクインです。
黄色と白は、法王庁の衛兵の帽子に由来、
右側の紋章に描かれている金銀の鍵はペテロの鍵と呼ばれ、
霊界と俗界の支配権を象徴するものです。
他の国旗と違い、宗教的要素がかなり強いんですね。
小さな国ですが美しい礼拝堂や美術館など
建造物や街並みはダイナミック。
誰もが知っている名作が多く展示されているヴァチカン美術館は一度は行ってみたいです。
1位 トルクメニスタン
正直、この国旗には一目惚れでした。
くすんだグリーンに細かな織柄。
なんて可愛らしいんでしょう。
左側の文様は伝統産業の絨毯の柄を図案化したもので、
各部分がトルクメン人の主要な5部族を表しています。
緑色と新月の組み合わせは他の国旗でも見かけたように、イスラムのシンボル。
トルクメニスタンの民族衣装も、国旗と同じく
可愛らしく伝統の手仕事感が漂い、センスを感じます。
トルクメニスタンにも一度行ってみたいなあ〜
と言いたいところですが、
トルクメニスタンに旅行に行くには観光ビザが必要で、
しかもそのビザを取得するには招待状が必要なんですね。。。。
ゲームの世界に出てきそうな史跡や広大な景色が広がるような
そんな場所。
憧れるなあ〜。。。
まとめ
今回、全ての国の国旗を見て、トーナメントしてみた結果
わたしの傾向としては
どの国旗もだんだん似たようなデザインに見えてくる
その分、少し個性があったり手のこんだデザインに惹かれる
という部分があるのかなと思いました。
そして、素敵だと思った国旗のデザインには
やはりその素敵なデザインに行き着くまでの
国や国民、歴史や未来に対する強い想いが込められているということも知りました。
国旗について調べているうちに、
各国の魅力についても知ることができ
「行ってみたい」と興味が沸く国ばかりでした。
あなたはどこの国旗が好きですか？
思わぬ色々な発見があるので、
あなたもぜひ「国旗トーナメント」やってみてください。
おすすめです♪
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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