作品ピックアップから編集方法、渡し方まで!編
こちらの記事は、シリーズものになっています。
前回はコチラ:【webポートフォリオや紙媒体ポートフォリオについて】
載せる作品の数は?
10〜20点ぐらいが標準です。
わたしは、最近作ったポートフォリオでは14点ぐらいを(見開きで載せるほどでもない小さい作品は複数で1点にして)それぞれA4ファイル見開きで見せました。
ファイルは何ページか余りましたので、紙媒体のフライヤーなどの作品をピャッと入れたりしましたw
100ページとかになっても、企業側は多分見てくれませんw
作るこっちとしてもしんどいですしね。
極端に作品数が少ない場合は……、
大きく出力してボードに貼ったりとか、見せ方はそれぞれです。
そして、自信のある作品を前の方に持ってきましょう。
入れる作品の基準は?学生時代のものや趣味の作品は入れてもいい?
簡単に入れる作品の基準を言うなら、
[su_note note_color=”#fffbc9″ radius=”2″]入れるもの→見て見て!と思えるもの
入れないもの→恥ずかしくて見せられないもの[/su_note]
ですねw
売り上げとかは余り優先的には基準にしませんでした。
売り上げの良し悪しは、自分の担当箇所が影響している場合もあれば、他の要因であることもあるからです。
上司やお客様が褒めてくれたものなどは入れると良いと思います。
あとは自信作の中で売り上げの高いものがあれば、優先順位を前の方に持ってくれば、同業の会社さんなんかだったら「あっ!これはあのあれだ!」と、気づいてくれるかもしれません。
学生時代のものや、趣味のものは、極端に作品数が少ない場合や第二新卒の場合以外は極力入れてはいけないと思います。
社会人としてのデザインは、自己表現して終わりのアートとは違います。
クライアントの意図を汲み、先を読んでものが作れるかというのを企業側は見たいと思っています。
そこで素敵な油絵やイラストや彫刻なんかをどやって見せられても、企業側としては『お、おう……。』ってなっちゃいます(^^;
作品の見せ方は?
わたしの場合は、見開きで1作品。
いまのわたしの業種がウェブ系なので
左開きの雑誌のようなイメージで、
右ページにサムネイル画像とキャプション、
左ページにクリックした後の中の画像と、空きスペースにこだわりポイントなどのコンセプトを入れました。
右ページのキャプションというのは、
わたしの場合なら
- 商品名
- URL
- 作成年(覚えていれば月までいれたほうがいいかも)
- 作成時間
- 制作環境
- 担当箇所
- 売上などの実績
他の人はより詳しく書いていると思うので余り参考にならないかもしれません……
1作品分のページができてしまえば、あとはそれをテンプレートにして作品や文言を差し替えていけば統一感が出てプロっぽく、しかも楽チンです。
余白ってどれぐらいあければいい?
ページあたりの余白ですが、わたしの場合A4で25mmあけると良い感じな気がしました。
職務経歴書でもそうしました。
余白が多すぎと思われるかもしれませんが、結構こまごまと字を入れたりすると、余白をいっぱいいっぱいにすると散らばって素人っぽく見えます。
それを余白多めにとって全体を中心に寄せると、どことなく引き締まって見えます。
でも、まずは色んな余白で色んなパターンを試して、一番きれいな見え方を確認してみてください!
裏表紙ってどうしよう?
表紙をある程度作り込んだら、裏表紙も何かしなきゃなあ、と思います。
プロフィールを裏表紙に書いても良いですし、
わたしはプロフィールは先頭のほうに入れてしまったので、裏表紙にはビジョンを入れました。
ビジョンを入れる際には、ただ単に夢を書くのではなくて、人や世の中の役に立ちたいとか、周りを幸せにしたいみたいなことも絡めて書けると良いです。
他にも年表や、あとはお洒落な作品があればそれをちょこんと載せても良いかもしれません。
ポイントは、表紙との区別がつきやすいようにシンプルに作ることです。
わたしは裏表紙のデザインも、雑誌を参考にしました。
手元に雑誌があるとほんとうに助かります。
といってもジャンプや週刊文春なんかは参考にしないほうがいいかもw
- 装苑
- FUDGE
- SPUR
- GISELe
- GINZA
あたりのファッション雑誌がおすすめです。
ところで、ポートフォリオを面接で渡す時ってどうすれば……?
基本的に、応募書類は面接の場合でも封筒に入れて持っていくのがマナーです。
というわけでわたしの場合、履歴書、職務経歴書とセットで持っていったので、
白の角2封筒に赤文字で『提出書類在中』と、裏面には住所と氏名を書き、上から履歴書、職務経歴書、ポートフォリオの順で重ねて入れてその上にクリアファイル(冊子状のほうじゃなくてペラペラのやつ)で汚れ防止をした状態でカバンにいれて持っていって、
面接の部屋に座った時に、封筒から出して書類一式を相手側に向けて置いておきます。
その際に、クリアファイルと封筒もセットで下に重ねておきます。
それで、相手がポートフォリオ貰っておきますね〜、と声をかけてくれたので、『はいっ』て差し出しました。
声をかけてくれない場合なんかは、
『こちら提出書類になります。よろしくお願いいたします。』といった感じで渡すと良いと思います。
といった感じで……参考になりましたら幸いです。
転職活動中のクリエイターのみなさん、いっしょに頑張りましょうー!
最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
portfolioboxの使い方。webでの転職にも活躍!!
コメントを残す